【プロフィール】# 大窪 春己 (おおくぼ はるき)# ライター / 読書家# シン・クロニクル代表ひじり今日は8月20日。8月20日って何の日か知らん?(ちなみに、ハンガリー建国記念日、NHKの創立記念日だそうです。)はるき知らん知らん。笑あ、でも多分今日は僕のひいおばあちゃんの100歳の誕生日です。ひじり100歳なったん?!結構長生き。はるきめっちゃ元気ですよ。全然ボケてないし。ひじり健康の秘訣は?はるきえ。僕に聞くんですか、それ。笑ひじりおばあちゃん、いつも何食べてるの?はるき煮物?ひじり煮物はやっぱ長寿の秘訣ってことか。はるきそうじゃないですかね。笑あ、でも手料理めっちゃ頑張ってた人だからやっぱ健康なんじゃないですかね。大正生まれだから元々若い頃に食べてたものに食品添加物が入ってないものが多いイメージはあるんですけど。ひじり農家だったん?はるきなんか地主的な感じだったはずです。ひじりそうなんや。今日は、そんな地主家系でもあり、シン・クロニクルのリーダーでもあり、SEKIYA.soの住人のはるきが今どんな考えで何をしているのか聞いてみようかな。「別府」での暮らしひじり別府に来て、SEKIYA.soに住んでみて、今の暮らしはどう?はるきいいところだなって、本当に純粋に思います。でも、SEKIYA.soに関しては、やっぱり聖さんの影響が大きいんだなっていう風には常々思ってますね。ひじりそーだよね。そこに課題感があるんよね。はるきひじりさんが元気なかったら、みんな元気なさそうで。本当にそうなんですよ。ひじりさんがいないだけで、もう空洞のようですからね。笑ひじりまあ、時期も時期で、お盆やったからね。(夏休みになると大分県内の大学生は帰省や旅行で県外に出る傾向にあるため、夏休み期間SEKIYA.soに人がいないことも多々ある。)はるきでも、本当にいいところだなって。やる気の熱を感じられるし、みんなが自然と集まる場所になってるのは、すごく素敵なところだなって純粋にそう思ってます。ひじりありがとう笑別府に引っ越してきてから2か月かな?街とか暮らしとかには慣れてきた?はるき少しは慣れてきました。ひじりSEKIYA.soを通じて色んな人と出会い、対話をしてきたと思うけど、どう?はるき対話っていう文脈で話すと、100%心を許して話せる人はまだいないかなっていうのが正直なところですかね。ひじりそっかそっか。ちなみに聞き手になることが多いん?はるきインタビュアーの性もあるので、聞き手になることは多いです。でも、どこまで行っても対話は好きです。それこそ、例えば思考が整理できてない時とかに、とりあえず一旦ばーって話した後に、本当に喋りたいことが見えてくる時ってあったりするじゃないですか?ひじりあー、めっちゃあるわ笑はるきそういったいわゆる無意識の部分があると思ってて、それを見つけるために僕は相手の文脈を話の中で追ったりとか、感情が動くところはどこかなって、僕はよく探したりするわけです。それが個人的に楽しくて好きなんですけど、ただ、今はどうしても時間や心に余裕がなかったりするからなかなか思う存分やれてないっていう意味では、本領発揮できないことにモヤモヤしてますかね。でも、その中で理解してくれる人としては、僕の中では結構にっしー(SEKIYA.so入居者の西坂の略称)さんの存在が大きいです。ひじりにっしーか。ちょっと意外で面白かった。はるきあ、勿論みんな好きですけどね笑富山から出て、大分を選んだ理由ひじりSEKIYA.soには色んなバックグランドを持った人が集まる中で、結構はるきはレアケースというか。富山から縁もゆかりもないところだった「大分」に来た訳だけど、そもそもなんで大分にくることになったん?はるき今、実は受験勉強中なんですけど。大分を選んだのはゆうたくん(受験勉強を教える講師)の存在が大きいですね。ひじりでも、富山からわざわざ出る必要はなかったんじゃない?って思うんだけどね。はるきうん、まあ、色々あったんです。ひじりなんで大分?しかもSEKIYA.soを選んだのかすごい気になってたから。はるき前提として、あまり家族と近い距離にいるのが得意ではなくて。別に家族と仲が悪いってわけじゃないですよ。ただ多分、家族がめちゃくちゃいい人たちばかりで。本当に善人すぎて、僕が一緒にいたら苦しくて潰れてしまうってぐらいに良い人たちなんです。だからこそ、ある程度の距離感が必要だと思ってて。ひじりそれめっちゃわかる。俺は両親兄妹とあまり仲良くなくて。でも、高校から寮生活を始めて距離ができてから意思疎通ができるようになったなって思う。特に俺は実家にいると甘えちゃうから笑はるきそうなんですね笑そんな感じであんまり近くにいるのが、ちょっと暮らしにくいっていうのがあったことと、富山にいた時は古民家をリノベーションして古本屋機能を持たせた芸術家の集まるシェアハウスを仲間と作って、そこで一緒に暮らしてました。その一緒にいた仲間たちってのもまたすごい良いやつらなんですけど、結構手間のかかるやつらも多くて。笑その場所を作った責任者であるからこそ、やっぱ常に気を配らないといけないじゃないですか?そういった意味では、僕がやらないといけないことになかなか集中できる環境ではなかった。だから場所を変える必要があるなって思ったのが大きいですかね。ひじり仲間がいるところからあえて離れるっていうのは結構寂しかったんじゃない?はるきあー、それで言うと全然ないです。全くないです。ひじりコメントに「この男と関わる時は注意してください。」って書いとこ。(冗談)はるきえー。笑ひじりあ、でも、ちょっと羨ましいかも。だって俺なんて1週間東京にいた時、もう寂しくてしゃあないなっていう。はるきいや、僕にとっても仲良い人たちと馴れ親しむことってすごく、幸せなんですよ。でも、僕はそれが得意ではないというか。自分の中で心地いいなって思う人たちと、ずっとは一緒に温泉に入り続けることができなくて。ひじりうんうん。はるき幸せなんだけど、自分が許せないというか。僕はもっと厳しい道を歩かないといけないって。なんでかわかんないけど、ずっとそう思ってるから。ぬるいなって思った瞬間に、僕は多分もっと熱いお湯に入りに行こうとする。だから、地獄温泉巡り(別府では定番の温泉地の観光)も、見てるだけじゃなくて、入りたいって思うし(温泉は約98℃)、みたいな。ひじり怖い。いつの時代の人なんですか。笑(二人で爆笑)はるきいや、本当にそうなんです。だから、場所を作った責任をやっぱり感じる時はある。何かを始めたら、ケツも拭かなきゃいけないっていうところも分かってはいるけど。周りとの関係性を見て、お願いしたいなって時は本当に頭下げるし。ひじりうんうん、大きくなって帰ってきてください。笑はるきすんげぇ、自分勝手なんですけどね。笑友達も大分に呼んどいて、全然相手せずに。僕はそういうやつなんで。でも、結果、他の人たちと仲良くなってくれればなって思っちゃうし。笑ひじりあ、でも「はるきがいるところに行くのが楽しい!」って友達が言ってたよ。はるき嬉しい!ひじりだから、おもしろい場所や人を見つけていったり、作っていくのが、やっぱうまいんじゃない?それを管理する側と、見つける・作る側は全然違うものだから、「見つける・作る方」に長けてるんだったら、どんどん開拓して、仲間を喜ばせていけばいいんじゃない?って思うけどね。はるきあ、そっか。なるほどね。しゅうせいですね!しゅうせいってのは、習うに性格の性「習性」。(意味は、習慣によってできあがった性質のことを指す。)やっぱあると思うんですよ。同じ場所にずっといられないっていう性質が。だって、1ヶ月に1回は絶対移動するし。そもそも、同じ場所に1年間以上いたことないし。ひじりわかるわかる。俺もそうだわ。基本的に3年に1回移動してるから。ま、環境変えるって場所だけじゃなくて、人付き合いも変わるからね。はるきそう思います。次章へつづく・・・『黄ばんだ本が人の思考を辿るための糧となる』