はるきすごい失礼なことなのは十分承知の上で、結論だけをかいつまんで話すと、宮崎駿さんの映画って僕からすれば、どこまで言っても花火と一緒なんですよ。ひじり宮崎駿さんの映画が花火??はるきこの前、別府で花火大会があったじゃないですか?薄暗い夏の夜、海上に花火が飛び散る。その光景は、もうとてつもなく美しくて、素晴らしかった。何か感じるものがあった。だから、その時その場にいた誰もが、花火に見とれてた。だけど、花火が終わった瞬間から、ついさっきまで花火が上がっていたところなんて見向きもせずに、多くの人はその場からすぐにいなくなってしまった。ひじり確かに、花火も映画も、終わると人はすぐに帰ってしまうよね。はるきジブリ作品において、彼には絶対に伝えたいものがあった。今までの作品を見てきて思うけど、全てそう。でも、それを人々の心にずっととどめさせておくことはできなかった。それは、彼が色々考えた上で、ずっと残しておくってことが正しいことではないって思ったからかもしれない。あえて、はかなく散る演出を選んだのかもしれない。いわゆるその日本の美学みたいなものに則ったのかもわかんない。でも、少なからず、今の僕の考えとしては、作り手の考えを見る人にちゃんと分からせないと。というより、分かってもらえるような形で、僕らが何かの形を残さないと。このままじゃ良くないというか。未来の地球が危ない。僕らの子供たちの世界がなくなってしまうと僕は歴史を見てきて思うから。だから、映画が終わってもずっと記憶に残り続けるような作品を作らなきゃいけない。放送が終わっても余韻に浸り続けて動けなくなってしまうような作品を作らないといけない。そういった意味で、宮崎駿さんを超えたいっていう思いがありますね。ひじりジブリはエンタメ性も踏まえ広く伝える作品だから、間接的にメッセージを伝えてる節はあるよね。よくテレビ番組とかYoutubeで、作品の設定とかセリフの意図を知ることが多いし。でも、それが間接的すぎて宮崎さんのメッセージが届いている人が少ないし、届けないと後世に良いものが残らないから、超えたいっていう夢があるんだね。はるきそうそう、作品を通じて強くて大切なメッセージを伝え残すっていうイメージが強いです。だから一世を風靡するっていう流行ものじゃなくて、作り手が伝えたかったことが100パーセント理解できるまで、ひたすら反芻される味わい深い作品であって欲しいし、同時に多くの人がついつい見たくなるようなある意味でのポップさも持ち合わせてなきゃいけない。ひじりちなみに、広く浅く伝えたい?深く狭く伝えたい?はるきどっちもですよ。広く深く伝えたい。ただまだ僕が未熟で将来どんなメッセージを発信したいか、作品を作りたいかっていうのがまだ決まりきってない。けど今の段階でもわかることは、作品にこめる意味を深くしすぎてもきっと発見さえしてもらえないものになってしまうし、受けを狙いすぎて意味の浅はかなものになってしまうのも、僕的には面白くないってこと。これは余談ですけど、自分はまだやっぱり言語がつたなくて。自分の考えてることをうまく伝えることが難しいんです。特に今の僕は成長段階だからこそ、ちゃんとした言葉でまとめて伝えることっていうのはできなくて。常に情報が目まぐるしく変化して、より良い自分の道を作り続けてる。だからこそ、色々考えてることはあるんだけど、決まりきってないし、僕は何事においても答えを決め切りたくないからこそ、常に複数の選択肢を用意してる。そんな考えを相手にもわかってもらえるようにうまく言葉にすることが今の段階では難しい。だからといって、例えば自己紹介の時に、蜘蛛の巣みたいに頭の中で繋がりあってる情報の一部だけをかいつまんで話すことは、僕としてはなんか虚しすぎるんですよ。伝えたいことの多分1パーセント未満しか、相手に理解してもらえないし、それにきっと誤った解釈をされてしまう。それが、自己紹介とか将来設計とかを素直に人に話すことを躊躇している理由なんですよね。ひじりそういった意味で作品作りって難しんだろうなって俺も思うよ。はるきだから今はその模索中なんですよね。どういう作品がいいのか。でも、僕が何かを還元できる状態になって社会に対して全力で何かやろうって時には、誰も全く予想できない形で作品を作りたい。きっとその頃には、AIとか最新テクノロジーがもっともっと進んでるはずだし。だから、その時々の時代の力っていうものをフルで活用して革新的なものを創造できるような自分でありたいし、それは1人だけじゃ絶対にできないから、仲間たちと一緒にそれをやりたい。そういう仲間たちを見つけるためにも、僕はこのメディアや人との出会いってものを通して、思ってることをちゃんと喋って一緒に共創できる仲間を見つけていきたいって思ってます。さっきも話した真の民主主義を実現できるような、心の奥底から繋がってる相手。だから、ライター業を通して出会った最高にオモロくてかっこいい仲間たちが、ゆくゆくは協力してくれたら嬉しいなって思いもすごくありますね。そして何より、純粋に心を許せる友達が欲しい。笑ひじりそれがシン・クロニクルの真の目的というか、はるき自身の目的なんだね。(はるきはこのメディアのリーダーです。)はるきの熱量が、深掘ってみたら意外とシンプルで「友達が欲しい」「ちゃんと深いことを話せる仲間が欲しいっていう」嘘偽りのない純粋な気持ちだったりする。ちょっとでも世界を良くしたいのもあるとは思うんだけど、立ち返ってみると、すごく人間らしさが出るよなっていうのがこのメディアの面白さですよね。はるきです。笑ひじり無理やり寄せたけど。笑はるきそれをわかってくれたことがなんか嬉しいです。伝わってよかったなって。シン・クロニクルを始めてよかったなって。ひじり最後に。インタビュー受けてみてどうだった?はるき結論として、このシン・クロニクルっていうメディア自体が、仲間として協力してくれているひじりさんやりくさん自身がやりたいことと、通じるところがすごくあると思って、僕はそう信じてるんですよ。だから、改めて今後も一緒にやっていきたいなって思いました。やらなきゃいけないっていう、ある種の使命感で僕はこの活動に着手してるから、お金が稼げなかったとしても個人的には問題はないんだけど、でもやっぱりずっと続けていきたい。そう考えた時に、やっぱ継続していくだけの運営資金とか、他にもいろんなものが必要だから。そういったビジネスチックなところもやっぱちゃんとやってかないといけなくて、これから出会うであろう新メンバーの力も借りながら、うまくやっていきたいなと思います。そして、この起業家シェアハウスSEKIYA.soから始まった素敵な出会いの輪を、このメディアを通してどんどんと広げていきたいなと思います。でも今の段階では2人に無理させてしまってることがたくさんあるから、早くこの状況を改善したいですね。ひじり大丈夫。俺とうめりく(カメラマン)は暇やから。笑うめりく暇じゃないですけど、ストレスは割と感じにくいから大丈夫よ。ひじり(はるきはこんな時でも人のことを気にするし、かつ仲間と世界をよくしたい熱い男です!)